まつげが眼球側を向き、
角膜や結膜に触れてしまう状態です。
逆さまつげは、本来は眼球に触れないまつげが眼球側を向き、角膜や結膜をこすってしまう状態の総称です。原因や症状の出方によって3種類に分かれます。子どもや若い方に多いのが「睫毛内反症(しょうもうないはんしょう)」、大人では、加齢でまぶたごと内側に反り返る「眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)」が多く見られます。一部のまつげだけが眼球に当たるものは「睫毛乱生症(しょうもうらんせいしょう)」といい、種類によって適した治療法が異なります。
カウンセリングで不安を整理し、機能も、見た目も。見せ方と生活に合わせてご提案します。
当院の手術は、院長である勝村がすべて行います。院長は、まぶたや涙の治療を専門とする全国でも数少ない医師です。また、眼科専門医を取得した後に様々な学会に所属して審美面の経験もしっかりと積んでおり、機能面と審美面を両立させて手術を執刀しております。
院長|勝村 宇博
Takahiro Katsumura
「『かつむらアイプラストクリニック』は、私の専門分野であるまぶた(目もと)の手術や涙(ドライアイ、涙道閉塞)の治療を専門としたクリニックです。様々な学会に所属し、機能面と審美面両面とも妥協せずに治療を行っております。また、レーザー治療など新しい治療も取り入れておりますので、審美面も含めお気軽にご相談ください。一般眼科に関しても、眼科専門医である私が大学病院レベルの検査機器を導入しておりますので、高レベルの医療を提供いたします」
日本眼科学会認定専門医/日本形成外科学会/日本美容外科学会(JSAPS)/日本涙道・涙液学会/日本美容皮膚科学会/日本眼形成再建外科学会/日本眼科手術学会
逆さまつげの手術は、内側(眼球側)を向いているまつげを外側に向ける手術です。まつげが角膜を傷つけないようにする機能面の改善はもちろん、傷あとや目もとの印象といった見た目への配慮も欠かせません。当院では全例を顕微鏡下で緻密に手術し、再発や傷あとのリスクを最小限に抑え、「機能的かつ美しい目もと」を目指します。
逆さまつげの手術は、一言でいうと「再発との闘い」です。目頭のひだ(内眼角贅皮)が強い場合、Hotz変法のみでは再発率が33.3%だったのに対し、内眥形成(目頭切開)を併用した場合は再発がなかったという研究報告があります。当院では必要な方に内眥形成も一緒にお勧めし、Hotz変法・Jones変法・LTSなどから患者様に合った方法を選んでご提案します。
| 術式 | 両下Hotz変法+内眥形成(目頭切開) |
|---|---|
| 手術時間 | 約80〜90分 |
| 金額 | 約100,000円前後(保険適用、3割負担時。高額療養費制度の対象) |
| リスク・副作用 | 内出血、術後腫脹、再発 |
逆さまつげかどうかは、見た目だけでは判断できません。まつげが角膜(黒目の表面)に当たって傷ができているか、その傷がどの範囲に、どの程度あるかは、眼科の細隙灯顕微鏡で角膜をフルオレセイン染色して初めて評価できます。当院では初診時に必ずこの検査を行い、「手術が必要な逆さまつげか」「どの部分のまつげが当たっているか」を確認したうえで、Hotz変法に内眥形成を併用するか、Jones変法にLTSを加えるかといった術式を決めています。
手術後も同じです。まつげが外を向いたように見えても、角膜の傷が消えていなければ治療は完了していません。当院では術後の診察でも細隙灯顕微鏡で角膜を確認し、傷が消失したことを確かめながら経過を診ていきます。逆さまつげの手術で特に注意すべき合併症は、再発、過矯正(まぶたが外にめくれる外反)、傷あとです。これらのほとんどは、術式の選択と、全例顕微鏡下で行う丁寧な手術により避けることが可能になります。
写真:角膜フルオレセイン染色(60代・Jones変法)|術前は、まつげが当たってできた点状の傷(点状表層角膜炎)が染まって見える。術後2カ月半では染まる部分がなくなっている。
人間は、「守るべき大事なパーツがある場所は痛覚が鋭い」という原則があります。まぶたは大事な眼球を守っているため、非常に痛覚が鋭くなっています。そのため、まぶたの手術時は麻酔をしっかりと効かせることが非常に重要になります。当院では、痛みを抑えるために麻酔に対し数々の工夫をしております。
手術は、使う機器で出来栄えが大きく変わります。かのイチロー選手も、道具にはとてもこだわっていたようです。当院では、患者様の要望と各症例への対応力・治療精度向上のため、様々な検査・治療機器を導入しております。
一般的な電気メスは400KHz前後の周波数帯を用いています。一方、約10倍高い4.0MHzの周波数帯を採用しているRFナイフ・サージトロンは電波的(RF)な性質を強く持つことからRFナイフとも呼ばれます。電気メスやCo2レーザーでの切開は熱が加わった周辺部が焦げて組織炭化を起こします。組織炭化は傷の治りに影響を与えるばかりか、手術部位の感染の原因となることもあります。
肉眼、あるいは拡大鏡を使用しても観察が困難であった部位への最良な観察を実現した顕微鏡です。
加齢でまぶたを支える組織がゆるみ、まぶたごと内側に反り返るタイプです。一部のまつげだけが目に当たる睫毛乱生症もこちらでご案内します。
眼瞼内反症手術|Jones変法
片側 約12,700円
保険適用時、3割負担の場合(両側 約25,400円/1割負担 片側 約4,200円)。初診料・検査料・薬代は別途
大人に多い眼瞼内反症は、まぶたを支える筋肉や靱帯が加齢でゆるみ、まばたきのたびにまぶたごと内側に反り返る病気です。Jones変法(ジョーンズへんぽう)は、下まぶたを約2cm切開し、ゆるんだ縦方向の筋肉(LER)を縫い縮める術式です。手術時間は約20分で、皮膚のシワに沿って縫うため傷あとは目立ちません。横方向の靱帯のゆるみは残るため、約10%の方が再発します。
| 術式 | 眼瞼内反症手術|Jones変法(眼瞼下制筋前転法) |
|---|---|
| 治療期間・回数 | 術後6カ月で5〜7回の通院(状態により変わります) |
| リスク・副作用 | 再発(約10%)、内出血、術後腫脹、過矯正(外反) |
眼瞼内反症手術|Lateral Tarsal Strip(LTS)
片側 約7,800円
保険適用時、3割負担の場合(両側 約15,500円/1割負担 片側 約2,600円)。Jones変法と同時に行う場合は、主たる術式の費用でまとめて算定します
LTSは、横方向の靱帯(内眥靱帯・外眥靱帯)のゆるみを治す術式です。目尻側を15mmほどシワに沿って切開し、外眥靱帯を切断したあと、瞼板を骨(正確には骨膜)に縫い付けます。手術時間は約20分です。Jones変法とLTSを両方行うと、再発を2%程度に抑えられます。こちらもシワに沿って顕微鏡で丁寧に手術するため、傷あとはほとんど分かりません。
| 術式 | Lateral Tarsal Strip(LTS) |
|---|---|
| 治療期間・回数 | 術後6カ月で5〜7回の通院(状態により変わります) |
| リスク・副作用 | 再発(Jones変法と併用した場合 約2%)、内出血、術後腫脹、目尻の違和感 |
睫毛乱生症|睫毛抜去・睫毛電気分解・ブロック切除
睫毛電気分解 約1,700円/ブロック切除 約7,800円
保険適用時、3割負担の場合(片側)。睫毛抜去は処置料のみ。初診料・検査料は別途
睫毛乱生症は、まぶたの位置は正常なまま、眼瞼炎などの炎症が原因で一部のまつげだけが眼球側に生える状態です。治療は問題のまつげだけを対象にします。症状に合わせて、ピンセットで抜く「睫毛抜去」、電極針で毛根を焼く「睫毛電気分解」、まつげの根元から皮膚ごと部分切除する「ブロック切除」から選びます。ブロック切除は再発がほとんどなく、傷あとも目立ちにくい根治性の高い治療です。
| 睫毛抜去 | すぐに再発する |
|---|---|
| 睫毛電気分解 | 再発率 約50% |
| ブロック切除 | 再発はほとんどない |
まぶたの向きは正常なのに、まつげだけが内側を向くタイプです。子どもに多い病気ですが、成長しても治らず20〜30代で手術を受ける方も少なくありません。
下睫毛内反症|Hotz変法+内眥形成(目頭切開)
両側 約100,000円前後
保険適用時、3割負担の場合(Hotz変法のみの場合 両側 約15,500円。内眥形成併用時は高額療養費制度の対象)。高校生以下はこども医療費助成で自己負担がさらに少なくなる自治体があります
子どもや若い方の逆さまつげ(睫毛内反症)は、まぶたの向きは正常なのに、皮膚や皮下脂肪の厚みに押されたり、本来あるべきまつげを外に向ける筋肉(LER)の枝が弱いために、まつげが眼球側を向いてしまう状態です。Hotz変法は、まつげの生え際に沿って皮膚を切開して余分な皮膚を一部切除し、まつげを外に向ける筋肉(LER)の枝を作る根本治療で、糸だけで向きを変える縫合法と違い再発が少ない方法です。
目頭側の皮膚の張り出し(内眼角贅皮)が強い場合は、目頭の皮膚を切除してまつげの生え際を解放する「内眥形成(目頭切開)」を併用します。目頭のひだが強いお子さんにHotz変法のみを行った場合の再発率は33.3%、内眥形成を併用した場合は0%だったという研究報告があり、当院では必要な方にセットでお勧めしています。全例顕微鏡下で細かく縫うため、傷あとは最小限です。手術時間はHotz変法のみで両側約40分、内眥形成併用で約80〜90分です。
| 術式 | 両下Hotz変法+内眥形成(目頭切開) |
|---|---|
| 治療期間・回数 | 術後6カ月で5〜7回の通院(状態により変わります) |
| リスク・副作用 | 再発、内出血、術後腫脹、傷あと、涙袋が小さくなる |
上睫毛内反症|Hotz変法+内眥形成(目頭切開)
両側 約100,000円前後
保険適用時、3割負担の場合(高額療養費制度の対象)
一重まぶたで皮膚のボリュームが多いと、上まぶたのまつげも皮膚に押されて眼球に当たります。上まぶたのHotz変法は、まぶたを上げる筋肉(挙筋腱膜)の枝を作って二重にする、いわゆる重瞼(二重)術です。切開した傷は上からかぶさる皮膚で隠れるため、傷あとが目立つことはほとんどありません。下まぶたと同様に、必要に応じて内眥形成を併用します。
逆さまつげの患者さんはもともと一重の方が多く、一重の方には潜在的な眼瞼下垂が少なくありません。こうした方に二重をつくる手術だけを行うと、術後にまぶたが下がる(眼瞼下垂)ことが多いため、当院では患者さんの状態に応じて、眼瞼下垂手術をあわせて行っています。
| 術式 | 両上Hotz変法+内眥形成(目頭切開) |
|---|---|
| 治療期間・回数 | 術後6カ月で5〜7回の通院(状態により変わります) |
| リスク・副作用 | 内出血、術後腫脹、再発 |
内眥形成術の保険診療費用
| 術式 | 3割負担 | 1割負担 |
|---|---|---|
| 内眥形成術 | 約100,380円 もしくは高額療養費制度の上限額 | 約33,460円 |
※医学的に手術が必要と判断される場合は健康保険が適用されます。適用が難しい場合は、自費での治療をご案内することがあります。高校生以下は、こども医療助成で自己負担がさらに少なくなる自治体もあります。詳しくは受付でご確認ください。
施術時間
4080 〜 分
手術当日は、手術室に入ってから
以下の流れとなります。
消毒
電動チェアで仰向けになり消毒
デザイン
切開する位置を細かくデザイン
麻酔
吸入/注射麻酔
手術の実施
全例、手術用顕微鏡で施術
逆さまつげの手術時間は、まつげの生え際に沿って切開するHotz変法のみの場合は両側で約40分、目頭側のまつげを手術する内眥形成を併用した場合は約80分です。大人の眼瞼内反症に行うJones変法、LTSはそれぞれ約20分です。高周波メスや炭酸ガスレーザーなどの機器を使いつつ、繊細な部分はハサミ(剪刀)で手術します。肉眼やルーペとは解像度がまったく違う手術用顕微鏡を全例で使い、細かな作業を積み重ねています。
| 経過日数 | 状態 | 見た目・対策 | 生活・行動基準 |
|---|---|---|---|
| 手術当日 | 術後・クーリング | 腫れはじめる/眼帯なし。サングラスで被覆 | 患部を20分ほど冷却・安静 ※入浴不可 |
| 翌日〜2日目 | 腫れのピーク | まぶたの腫脹 | 洗顔・洗髪・シャワー可 ※術後48時間は安静。湯船は不可/仕事は自宅作業程度 |
| 3日目 | 傷が治る時期へ | 腫れが徐々に落ち着く | 入浴可/デスクワーク可/ウォーキングなど軽い運動可 |
| 1週間後 | 抜糸 | 腫れがかなり目立たなくなる | ベースメイク開始/ランニング・自重トレーニング可/体を動かす仕事を再開 ※アイメイク・コンタクト不可 |
| 3週間後 | 傷がくっつく | まぶたの縁の赤みが残る | アイメイク・コンタクト開始/高重量のトレーニング・重い物を扱う仕事も可 |
| 術後2〜3カ月 | 腫れ・赤みの回復期 | まぶたの縁の赤みが落ち着く | 見づらさ・涙・違和感など一時的な症状は1〜2カ月で改善することが多い |
| 術後6カ月 | 完成 | 傷あとがほぼ落ち着く | 制限なし/仕上がりを診察で確認 |
当院では、全例局所麻酔で手術を行っております。
そして、麻酔に関しては以下のような工夫を凝らして痛み軽減を追求しております。
人間が一番痛みを感じるのは皮膚(表皮や真皮)であり、手術を受ける時は、注射の麻酔で注射針が皮膚に刺さる時に強い痛みを感じます。当院では、効果が高いクリーム麻酔を使用することで注射針の痛みを緩和させております。
笑気麻酔(しょうきますい)とは、歯医者さんでもよく使用されている吸入麻酔(吸い込む麻酔)です。
他の麻酔と比べて、以下のような特徴があります。
つまり、安全に「痛み」と「不安」を軽減させることができます。なお、長時間使用すると吐き気を催す場合があるため、使用は15分程度に抑えています。
手術場所の痛みに対して一番効果があるのが「注射の麻酔」です。濃度が高い麻酔薬は痛みが取れますが、余計な部位にまで麻酔が作用し(左右差など)術後のまぶたの見栄えが悪くなる可能性があります。
濃度が低い麻酔薬は余計な部位に麻酔が作用せず、まぶたは思い通りの見栄えになりやすいものの、痛みが取れづらく術中の痛みのコントロールが不十分になります。また、国内で流通している麻酔はpHが低く、注射時の痛みの一因にもなっています。
上記を考慮し、当院では痛みを和らげる薬剤を混ぜるなど工夫したオリジナルの注射麻酔を使用しております。目指しているのは「注射の時にも手術中にも痛みを感じにくく、術後のまぶたの見栄えも良い」麻酔です。逆さまつげの手術の中では、内眥形成(目頭切開)は痛みを感じやすいようです。痛みを強く感じる場合は、手術中に執刀医である院長にお申し出ください。
10歳を過ぎても治らない場合、もしくは10歳以前でも視機能に影響がある場合は、手術をお勧めしています。まつげが黒目(角膜)に当たっている状態を放置すると、以下のようなリスクがあります。
まつげを抜くセルフケアは一時しのぎで、すぐにまた生えてきます。繰り返すほど角膜のダメージは蓄積するので、「痛いけど我慢」はお勧めできません。
はい。眼科で「まつげが角膜に接触し、キズや炎症がある」と診断され、医学的に手術が必要と判断される場合は健康保険が使えます。「もっと目を大きく見せたい」「二重ラインを整えたい」など美容目的のみの場合は自費診療です。ただし、機能的に異常がなければそもそも逆さまつげではなく、手術の必要はありません。
手術は局所麻酔で、日帰りで受けられます。高校生以下は、こども医療助成で自己負担がさらに少なくなる自治体もあります。詳しくは受付でご確認ください。
成長とともに自然に治ることが多いのは事実です。0歳児では約半数が逆さまつげ(睫毛内反症)ですが、13〜18歳では約2%まで下がるというデータがあります。
ただし、乱視や近視、遠視など屈折(メガネの度数)の異常を伴うことが多く、この時期の屈折の異常は弱視につながるおそれがあります。お子さんがよく目をこする、結膜炎をくり返すといった場合は、一度専門の医師にご相談ください。
まつげの生え際に沿って切開するHotz変法のみの場合は両側で約40分、目頭側のまつげを手術する内眥形成を併用した場合は約80分です。大人の眼瞼内反症に行うJones変法とLTSは、それぞれ約20分です。
当院では手術時の痛みを最小限にするため、クリーム麻酔、笑気(吸入)麻酔、局所(注射)麻酔を使用しており、場合によっては静脈(点滴)麻酔も使用します。ただし、痛みの感じ方や麻酔の効き具合には個人差があります。逆さまつげの手術の中では、内眥形成(目頭切開)は痛みを感じやすいようです。
手術中は会話ができますので、痛みを強く感じる場合は執刀医である院長にお申し出ください。麻酔を追加します。術後は痛みを感じることはほとんどありません。
下まぶたの逆さまつげや目頭切開は、術後の腫れはそこまで強くありません。当院ではすべての手術で顕微鏡を使用し、術後の腫れを最小限に抑えています。術後は基本的に以下の経過をたどります。
術直後から腫れはじめ、術後2日目がピークです。その後は徐々に落ち着き、術後1週間でかなり目立たなくなります。まぶたの縁の赤みは2〜3カ月かけて落ち着きます。術後は眼帯を付けないため、帰り道が気になる方はカモフラージュ用のサングラスなどをご持参ください。
術翌日から洗顔、洗髪、シャワー浴が可能です。顔は血流が豊富で感染に強く、消毒液を使うより水道水で洗い流す方が傷をきれいに保てることがデータで分かっています。翌日からは通常どおり泡立てて、やさしく洗顔してください。術後48時間以内は湯船に入らず、入浴は術後3日目からにしてください。
術後約3週間は控えてください。手術の傷がくっつくには約3週間かかります。傷がくっつききる前にまぶたを強くこすると、縫い合わせた糸がゆるみ、逆さまつげが再発することがあります。コンタクトレンズやアイライン、アイシャドーは、傷がくっつく術後3週間以降から使用してください。ベースメイクは術後1週間以降から可能です。
逆さまつげの手術前に、必ず以下の3つのリスクをお話ししています。
術後約1週間で抜糸のために来院いただき、その後は術後1〜2カ月、3カ月、6カ月に診察します。基本的には術後6カ月で完成形になります。逆さまつげの手術で最も問題になるのは「再発」です。当院ではHotz変法と内眥形成を併用した場合、現在のところほぼ再発していませんが、術後は再発のリスクがありますので、この間はしっかりとフォローさせてください。
治りません。眼瞼内反症は、瞼板を支えている筋肉や靱帯のゆるみが原因です。ゆるんだゴム紐をトレーニングで短くできないのと同じで、マッサージやトレーニングでは改善しません。ゆるんだ部分を手術で治療します。
目のゴロゴロ感は、逆さまつげ以外にドライアイ、結膜弛緩症(たるんだ白目の皮がまぶたと眼球の間に挟まる状態)でも起こります。見分けるには眼科での診察が必要です。当院では初診時に視力・眼圧・眼底・ドライアイなどの検査を必ず行い、細隙灯顕微鏡でまつげが眼球にどれくらい当たっているかを確認します。気になる方は一度ご相談ください。
JR浦和駅西口 徒歩4分
〒330-0062 埼玉県さいたま市浦和区仲町1-3-5
クリニックステーション浦和仲町 4F・5F
当院はJR浦和駅西口徒歩4分、伊勢丹の裏にございますクリニックステーション浦和仲町の4Fと5Fです。遠方からの患者様が通院しやすい立地です。また、遠方から来院され、手術前後は浦和での宿泊を希望される患者様には、クリニックより徒歩3分の「ロイヤルパインズホテル浦和」などをご紹介いたします。
小さいうちはまつげが柔らかく角膜が傷つきにくいため、睫毛内反の子どもの78%は無症状だったというデータがあります。成長とともに自然に治る可能性も高く、日本人の睫毛内反症の割合は年齢とともに下がります。
| 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3〜4歳 | 5〜6歳 | 13〜18歳 |
|---|---|---|---|---|---|
| 46% | 24% | 20% | 17% | 7% | 2% |
出典:Noda et al. Epiblepharon with inverted eyelashes in Japanese children. I. Incidence and symptoms. Br J Ophthalmol. 1989;73(2):126-7.
ただし、乱視や近視、遠視など屈折の異常を伴うことが多く、この時期の屈折の異常は弱視につながるおそれがあります。10歳になっても改善しない場合、もしくは10歳以下でも視力への影響が強い場合に手術を検討します。目頭の皮膚のひだ(内眼角贅皮・蒙古ひだ)が原因の場合も、小学校入学を控える年齢になっても症状が続くときは目頭切開などの治療を検討します。
眼瞼内反になったまぶたは、肉眼で見ると下に向かってカーブを描いています。まぶたを正常な位置に戻しても、まばたきを数回すると再び内側に反り返る場合は眼瞼内反が疑われます。加齢で筋肉や靱帯がゆるむことが原因のため、自然には治りません。目のゴロゴロ感がある場合は、専門の医師への受診をお勧めします。
異物感や痛み、充血、涙が出る、まぶしいといった症状が続く場合は眼科を受診してください。自分でまつげを抜くと一時的に楽になっても、再び生えてきたまつげが目に当たります。繰り返し抜かなければならない場合も、受診のタイミングです。