医師紹介
「10年で約5000件」。これは、私がまぶたの手術を始めてからの時間と、私が向き合ってきたまぶたの手術件数です。
医大生の時に見学させていただいた、札幌の高名な美容外科の先生の「顕微鏡を使用した美しいまぶたの手術」に衝撃を受け、まぶたの専門医になりたいと強く思いました。また、その先生に近づくだけでなく、超えたいとも思いました。
そのため、初期研修医としての2年間の研修を終えた後にまずは眼科医となり、まぶたや眼球の機能面をしっかりと診察できるよう5年間一般眼科の経験を積み、眼科専門医の資格を取得した上でまぶたの修業に入りました。
つまり、きっかけとなった「手術見学」から7年が経過しても全くぶれることなく、初志貫徹「まぶた専門の医師」のキャリアを歩みだすことができました。
2年間の修業後は、埼玉県にある眼科クリニックに勤務することとなりました。
初めは保険の手術のみ行っておりましたが、手術に数多く向き合っていく中で、以下のことに気が付きました。
「保険の手術と美容の手術は、基本的な技術は全く同じであり、保険の手術でも審美面を一切の手を抜かずに執刀すれば、それはそのまま美容手術となり、患者様にも自分にもベストな結果となる」
つまり、保険や自費関係なく「機能も、見た目も。」配慮した手術を行うことは十分可能である、ということでもあります。
そこから、「美容」と関する学会に積極的に参加し美容をしっかり勉強し始め、美容の知識を得て手術に生かすようになりました。
また、座学では分からない「美容クリニックならではの施術や手術」を学ぶため、銀座などの美容クリニックでも勤務し、己の技術も向上させていきました。
ご縁をいただき、それらの学会に入会させていただくこともできました。
つまり、私の歩んできた道のりは、「美しいまぶたを作る」というたった一つの目的を極めるために自分で考え、切り開いてきたものです。
そして、自分の理想の医療をかなえるべく、2021年9月1日に開業いたしました。
開業前は年間約500件であったまぶたの手術件数も、現在はありがたいことに年間1700件くらいになっています。
また、「機能面にもしっかり配慮した美容医療を受けたい」という思いをお持ちの方も非常に多く、自費手術の割合も飛躍的に増えています。
しかし、これら日々の診療を行っていく中で、他院で手術をうけたものの「満足」とはいえない結果となり当院へ相談される方も少なくありません。
「正しい知識をご自身で得られ、手術結果に満足する方が少しでも増えて欲しい」という思いから自費手術の専門ホームページを作成いたしました。
手術を検討されている方のご参考になれば幸いです。
かつむらアイプラストクリニック 院長
勝村 宇博
平成18年3月 | 札幌医科大学卒 |
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平成18年4月 | 相模原協同病院 初期研修医として入職 |
平成20年3月 | 相模原協同病院 初期研修修了 |
平成20年4月 | 慶應義塾大学医学部附属病院眼科学教室 入局 |
平成21年9月 | University of Illinois at Chicago(UIC)留学 |
平成22年4月 | 埼玉社会保険病院 眼科 |
平成25年9月 | 聖隷浜松病院眼形成眼窩外科 |
平成27年9月 | 県立尼崎総合医療センター眼科 |
平成28年3月 | あだち眼科 副院長 |
平成29年6月 | はんがい眼科 眼形成涙道外来 開設 |
平成31年9月 | Pelle Salone 開設 シンシアガーデンクリニック高崎院 非常勤 |
令和2年9月 | Beauty Connection Ginza 非常勤 |
令和3年9月 | かつむらアイプラストクリニック 開院 |
書籍:眼付属器とその病理(専門医のための眼科診療クオリファイ 10)