まぶたのくぼみの治療方法のメリット・デメリット
スクロールできます
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費用 |
持続性 |
仕上がりの美しさ |
機能性 |
脂肪移植 |
★★★ |
★★~★★★ |
★★~★★★ |
★~★★★ |
脂肪注入 |
★★ |
★★~★★★ |
★ |
★~★★★ |
ヒアルロン酸 |
★ |
★ |
★ |
★~★★★ |
当院では、まぶたのくぼみ治療に対し「脂肪移植」を行っております。
ここで大事なポイントは、「脂肪注入」ではない、ということです。
「脂肪注入」と「脂肪移植」の違い

昨今、「下まぶたのクマ取り」ブームのため、3mmほど小さく開けた穴からおなかや太ももの脂肪を注射器で吸い取り(吸引し)別の部分に脂肪を注入する「脂肪注入」が流行っています。
注入する脂肪は、きれいに注入できるよう半液体状に加工されますが、完全な液体ではなく「半液体状」です。
そのため、均一にまんべんなく注入できないこともあります。
「下まぶたのクマ取り」の場合は注入する部分の皮膚が厚いため、注入部が「デコボコ」することはほとんどありません。

一方、上まぶたのくぼみ治療の場合、皮膚や脂肪が薄い部分に注入するため、半液体状の脂肪を入れても均一に注入できず注入部が「デコボコ」する場合があります。

上記を踏まえ、まぶたがデコボコしないよう、当院ではシート状の脂肪を用いる「脂肪移植」を行っています。
シート状にすることで、表面が滑らかなまぶたを作成しやすくなります。
脂肪移植を行う場合、脂肪の重みでまぶたが下がることがありますので、基本的にはまぶたを挙げる筋肉を縫い縮める「眼瞼下垂手術」も併用しております。

その際の術式ですが、当院では術後の結果が長く維持されるよう、挙筋前転術もしくは挙筋短縮術を施行しております。