上まぶたのたるみ取り(たるみ解消・治療)

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上まぶたのたるみ

上まぶたのたるみ取り(たるみ解消・治療)

診察風景
  • 公開日:2024.8.16
  • 更新日:2024.9.3

40代以上の患者様の半数以上が「まぶたのたるみ」でお悩みです。
当院では、まぶたのたるみを解消するための様々な治療法をご提供しています。まぶたのたるみは、皮膚の薄さや加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少などが原因です。これにより、皮膚の張りが低下し、たるみやシワが発生します。まぶたがたるむことで、視界が狭くなり、見た目にも影響を与えることがあります。当院では、個々の状態に合わせたオーダーメイドの治療を提供し、患者様の美しさと機能を取り戻すお手伝いをいたします。
お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

当記事は院長 勝村宇博の監修のもと執筆されています。

上まぶたのたるみとは

皮膚の構成:加齢による皮膚の変化

当院にいらっしゃる40代以上の患者様の半数以上は、「まぶたがたるんできたので何とかしたい」という希望をお持ちになり、当院を受診されます。

まぶたがたるむ原因は大きく以下の2つに分けることができます。

まぶたの皮膚は体の中で一番薄く、そしてまばたきを1日2万回も行っている非常に動きが多い部位であるため、ゴム紐のように時間と共に伸びていき「たるみ」になる。

加齢により、真皮にあるコラーゲンやエラスチンが減ることで真皮が薄くなり、真皮が支えている表皮も張りが低下し、いわゆる「たるみ、シワ」になる。

皮膚の構造について

皮膚の構成

皮膚は傘と同じような構造をしており、以下のような役割があります。

  • 表皮:表側の「布地」の役割をして外側の刺激から体を守る役割。
  • 真皮:「布地」である表皮を裏から支え、表皮の張りを維持する「傘のほね」の役割。コラーゲンやエラスチンといった成分が豊富に含まれており、皮膚の張りを維持している。

まぶたには上まぶたと下まぶたがありますが、下まぶたと違い、上まぶたはたるみが進行するとたるんだ皮膚がまつげや眼球の前にかぶさってきて「まぶたの重み」や「視界の狭さ」につながる場合があります。

眼瞼皮膚弛緩症=加齢によるまぶたのたるみ

患者様が「上まぶたのたるみ」と表現される内容は、状態により3つに大別できます。

  1. 皮膚がたるみ、手術で皮膚切除のみ行えば結果が得られる状態
  2. 眼瞼下垂等、筋肉のたるみも一緒に改善させる必要がある状態
  3. 「皮膚の張りの低下」が主な原因で、手術というよりはレーザーのような身体への負担が少ない治療の方が向いている状態

診察時には、どのタイプかしっかりと見極め、オーダーメイドの治療を提案していきます。

こんな方におすすめ

徐々にたるみが悪化してくると、以下の状態が出てきます。
これらが非常に気になる方は、治療を検討していただいても良いかと思います。

皮膚がかぶさり、アイメイクが大変になる

皮膚がかぶさり、まつげが隠れてしまう

皮膚(特に目尻側)がかぶさり、見た目が崩れてきている。

施術内容

施術方法は大きく分けると2通り、レーザーと手術があります。

レーザー

世の中に現存している「たるみ」を改善させる機器は、以下の原理になっています。

皮膚の構成:フラクショナルレーザーの効果

a.肌に細かい穴を開け、傷が治る過程で皮膚が収縮したるみが改善する。

皮膚の構成:レーザーの効果

b.肌の中に熱を入れることで組織を収縮させ、かつ真皮のコラーゲンを増やし、肌の張りを出す。

当院で施術しているのはFOTONA社のSP Dynamis PROという機器で、b.の原理で治療します。また、専用のコンタクトレンズを装着し、しっかりまぶたに照射しております。

手術

上まぶたのたるみをとる手術はいくつかあり、大きく以下の4つに分けることができます。

a.埋没法

皮膚を切開しないでまぶたの中に糸を入れて二重を高い位置に作成し、かぶさってくる皮膚を少なくすることにより見た目のたるみを少なくします。

上まぶたのたるみを解消したいと思って一部の美容クリニックに行くと、眉下切開と共に必ずお勧めされます。
しかし、埋没法は固定力が非常に弱く、徐々に浅くなり、多くの方は取れます。
しかも、よくわからないスジは残りますし、その後、切開法や眼瞼下垂手術など、他のまぶたの手術を行うときに、シワが出やすくなります。

  • 埋没法 糸の行方 開瞼時
  • 目元の写真
  • 糸により傷付いた眼球

当院が埋没法での二重整形を絶対に行わない4つの理由」でも書いておりますが、埋没法は行わないことをお勧めします。

b.切開法(瞼縁皮膚切除)

皮膚を切開した上で二重を高い位置に作成することで皮膚のかぶさりを少なくし、たるみを解消する術式です。

たるみが少ない場合は皮膚を切除する必要はありませんし、逆にたるみが多い場合は皮膚を切除した方がすっきりします。

  • 重瞼(二重)術 切開法
  • 瞼縁皮膚切除術

c.眼瞼下垂手術

眼瞼下垂術前術後イラストイメージ

上まぶたの皮膚のみでなくまぶたを上げる筋肉(挙筋腱膜とミュラー筋)もゆるんでいる場合は、眼瞼下垂の手術も同時に行うことできれいなまぶたを作ります。

眼瞼下垂の手術と一口に言っても、多くの術式があります。
その中でも当院は、挙筋前転術もしくは挙筋短縮術を用い、現在流行している「切らない眼瞼下垂手術」や「ミュラー筋タッキング」は行っておりません。

  • 挙筋腱膜前転術
  • 挙筋短縮術

私がなぜ「切らない眼瞼下垂手術」や「ミュラー筋タッキング」を行わないのかは、以下を参照ください。

d.眉下切開(眉毛下皮膚切除)

上まぶたの皮膚の厚み

まぶたの皮膚は、眉毛に近いほど厚くまつげに近くなるほど薄くなります。

眼瞼下垂or瞼縁皮膚切除 術前術後イメージ

そのため、もともとまぶたの厚い方がb.切開法(瞼縁皮膚切除)やc.眼瞼下垂手術を行うと、まぶたの厚みが強調されてしまう場合があります。

眉下切開

そのため、もともと皮膚が厚い方は、眉毛の下から余った皮膚を切除する、いわゆる眉下切開(眉毛下皮膚切除)が向いています。

施術概要

レーザー

施術時間 10~20分(施術内容によります)
ダウンタイム 施術当日~翌日
腫れ
(★~★★★)
★ (施術翌日に若干の腫れが出る場合があります。)
傷跡 なし
通院回数 1回(効果を得るには、数回施術を受けることをお勧めします)
抜糸 なし
持続性
(★~★★★)
洗顔 制限なし
メイク 制限なし
シャワー 制限なし
入浴 制限なし
備考
副作用(リスク) むくみ、腫れ、角膜障害など。

手術

a.埋没法

お勧めできないため、評価の対象外

b.切開法(瞼縁皮膚切除)

施術時間 40~60分
ダウンタイム 1~数週間
腫れ
(★~★★★)
★★
傷跡 まぶた表面(長さは皮膚の切除範囲によります)
通院回数 5~7回程度(初診時も含む。状況により変動あり)
抜糸 術後6~12日
持続性
(★~★★★)
★★~★★★
洗顔 術翌日から
メイク ベースメイクは術後1週間以降、アイメイクは術後3週間以降
シャワー 術翌日から
入浴 術後3日目以降
備考
副作用(リスク) 腫れ、内出血、再発など

c.眼瞼下垂手術

施術時間 50~80分
ダウンタイム 1~数カ月
腫れ
(★~★★★)
★~★★★
傷跡 まぶた表面(長さは皮膚の切除範囲によります)
通院回数 6~7回程度(初診時も含む。状況により変動あり)
抜糸 術後6~12日
持続性
(★~★★★)
★★★
洗顔 術翌日から
メイク ベースメイクは術後1週間以降、アイメイクは術後3週間以降
シャワー 術翌日から
入浴 術後3日目以降
備考
副作用(リスク) 腫れ、内出血、再発など

d.眉下切開(眉毛下皮膚切除)

施術時間 60~80分
ダウンタイム 1~数カ月
腫れ
(★~★★★)
★~★★★
傷跡 まぶた表面(長さは皮膚の切除範囲によります)
通院回数 5〜7回程度(初診時も含む。状況により変動あり)
抜糸 術後6~12日
持続性
(★~★★★)
★★★
洗顔 術翌日から
メイク ベースメイクは術後1週間以降、アイメイクは術後3週間以降
シャワー 術翌日から
入浴 術後3日目以降
備考
副作用(リスク) 腫れ、内出血、術後瘢痕など

症例一覧

上まぶたのたるみ治療に関する症例は症例紹介ページをご覧ください。

治療の流れ

1

電話予約

電話をかける

オーダーメイドの治療をするには、患者様の状態を事前に把握することは非常に大事なことであるため、当院は、初診の予約は電話のみの受付としております。

診療時間内にお電話ください。

2

初診当日

ご用意いただくもの

全身状態を把握するため、お持ちの方は必ずお薬手帳をご持参ください。
ご本人が気になっている部分はどこか、手術を検討されている部分がどこか、どのように気になっているか、そしてどうなりたいか、文章にしてお持ちいただくのも良いかもしれません。
理想の顔の写真をお持ちいただくのも一つですが、お顔立ちは非常に大きな個人差がありますので、あくまで参考程度と考えておいてください。

3

当日の流れ:受付

受付

来院されましたら、受付で手続きを済ませた後は問診票にご記入いただきます。
記入いただきましたら、(持参された場合は)お薬手帳などお持ちの書類を提出ください。その後は、お待ちいただき検査、診察となります。

当院の待ち時間について

当院は時間予約制とさせていただいておりますが、時間通りにお呼びできず、場合によっては1~2時間ほどお待たせしてしまうことがあります。
当院では、診療のクオリティを保つため、私が全ての診察、手術、(電話対応も含めた)アフターフォローを担当する「完全診療担当制」をとっております。
なお、保険診療と自費診療の時間の区分けを行っておりません。

そのため、他の患者様の診察時間が予定よりもずれ込むなどの事情により、診察や手術などが遅れてしまうケースが生じることもあります。
全て私が対応することで手術のクオリティや電話対応も含めたアフターフォローの安心感を優先しているためでもありますので、皆さまご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

4

当日の流れ:検査

検査

当院では、初診時に必ず以下の検査を行っております。

  • 屈折検査
  • 視力検査
  • 眼圧検査
  • 眼底検査
  • 網膜断層検査
  • ドライアイ検査

まぶたは眼球と接しているため、まぶたの手術は(一時的なものが多いものの)眼球への影響が出やすい手術です。
術前の眼球の状態をしっかりとチェックし、異常がないか確認します。
場合によっては視野検査などもおこなうこともあります。

5

当日の流れ:診察

カウンセリング

診察室では、まず詳細に「お悩みの内容やどのようになりたいか、など」お話を伺います。
当院では他院の術後修正が少なくありませんが、手術方法や術後の経過に影響が出る場合もありますので、以前に他院で手術を受けている方は必ずお申し出ください。

撮影

また、一眼レフカメラでの撮影を行い、細かな数値を計測します。

検査

そして、細隙灯顕微鏡検査を行い、表面も含めた状態を把握します。

検査結果+シミュレーション

これら詳細な診察や検査の結果も含めて私からみた患者様のまぶたの状態をお伝えし、ブジーでのシミュレーションも行った上で治療方法をご提案します。

6

当日の流れ:日程予約・採血検査

日程予約

手術を希望される方は、日程を予約いただき当日採血検査を行います(採血検査は、数千円の実費分を別途いただきます。患者様により金額は若干異なります)。

7

直前診察

診察

術前には、もう一度診察にお越しいただきます。
その際には、採血検査結果のお伝えと同時に、もう一度手術に関する説明、シミュレーションを行います。
初診時に説明を受けて術式を決めていても、術前までに色々悩まれる患者様も少なくありません。
もう一度術式を一緒に考える事で、より満足度の高い手術になると考えております。
なお、当院は、全国のみならず海外在住の方も来院されます。遠方の方で直前診察をご希望されない場合は、私にご相談ください。
また同日に、手術前後での生活上の注意点などもお伝えします。

8

手術当日:手術前

受付

次は、いよいよ手術当日となります。
事前にお伝えした時間に、当ビル5階にお越しください。
5階は、診察室とは別の、手術および施術スペースとなっています。

リカバリースペース

受付が終わりましたら、ウェイティングおよびリカバリースペースにご案内します。
リカバリースペースでは、スタッフが血圧測定などの体調確認を行います。
当日体調が思わしくない方は、スタッフにお申し出ください。

血圧測定

時間になりましたら、麻酔のクリームをまぶたに塗布し、手術に備えていただきます。

9

手術当日:手術

手術室

頃良いタイミングで手術室に案内いたします。

※見出しをクリックすると詳細をご覧いただけます

・デザイン

デザイン

手術室では、まずは消毒した後に座った状態でデザインします。
上まぶたのたるみは、重力のかかり方により全く異なります。
つまり、あお向けの状態でデザインしても良い結果にはつながりません。
このような「当たり前だけど細かな作業」を地道に行って初めて「理想のまぶた」に近づくことができます。
まぶたの内側、真ん中、外側など、測定ポイントは無限にあります。

・麻酔

デザインした後はあお向けになり、笑気麻酔を吸入していただきます(苦手な方は事前にお申し出ください)。
笑気麻酔には、リラックス効果や痛みを和らげる効果があります。また、血圧など体への影響がほとんどないため、安心して使用できるのも良いところです。
笑気麻酔を吸入していただいている間に、注射の麻酔を行います。
痛みを和らげる薬剤を混ぜるなど、オリジナルの麻酔を使用し工夫を行っております。

・手術

手術

麻酔が一通り終わりましたら、手術開始です。
術式にもよりますが、高周波メスや炭酸ガスレーザーなど、最新のデバイスもしっかり使用しつつ、繊細な部分はハサミ(医療用語では剪刀・せんとうと言います)でアプローチします。
また、当院最大の特徴は、全例手術用顕微鏡で手術を行うことです。
肉眼やルーペなどとは解像度が全く違いますので、顕微鏡を使用することで繊細な作業が可能になります。

ルーペによる見え方比較

以下の写真は、倍率の違いによるものの見え方を比較した写真です。顕微鏡で手術する、ということがどういうことか一目瞭然ではないでしょうか。
術中ですが、会話ができます。
痛みなど感じる場合は、手術途中でも口頭で伝えていただければ麻酔を追加します。

10

手術当日:手術後

リカバリースペースにご案内する様子

手術が終わりましたら、手術前に待機したリカバリースペースにお戻りいただきます。
リカバリースペースでは、血圧チェックなどお身体の状態を確認した後に、患部を20分ほど保冷剤で冷やしていただきます(術後即帰宅されたい場合はご相談ください)。
その後お会計、ご帰宅となります。

サングラス

※術後ですが、特別な場合を除き術後は眼帯などを付けていただくことはしておりません。
ご帰宅までの道のりで人目に触れる可能性がある方は、カモフラージュ用のサングラスなどをご用意、持参ください。

11

術後のケア

・安静度

術翌日から洗顔、洗髪、シャワー浴は可能ですが、術後48時間以内は体を温めるようなことをすると腫れるため、この間の入浴(湯船に入る)は控えてください。
術後3日目からは、入浴可能です。

・仕事

術後48時間は、腫れを抑えるために安静にしてください。やむを得ない場合は、自宅での作業をお勧めします。
デスクワークなら術後48時間以降は可能ですが術後は腫れますので、人目に触れる場合は職場と相談されることをお勧めします。
体を動かす仕事の場合は抜糸後(術後約1週間)からの再開をお勧めしますが、高重量の物品を扱うのは術後3週間ほど控えてください。

・運動

術後48時間は、腫れを抑えるために安静にしてください。
ウォーキングなどの軽い運動は、術後3日目から可能です。
ランニングや自重トレーニング(腕立て伏せや腹筋、スクワット等)は、術後1週間以降にしてください。
全速力でのダッシュやスポーツジムでの高重量トレーニングは、術後3週間以降での再開をお勧めします。

12

術後診察

※見出しをクリックすると詳細をご覧いただけます

・術後約1週間

どの術式においても、術後約1週間前後で来院いただきます。
その際、皮膚を縫っている糸を抜糸します。

・術後約2週間

過矯正のイメージ

眼瞼下垂の手術を行った場合は、術後2週間で修正を行うことがあります。
修正を行うのは、基本的に過矯正(まぶたの上がりすぎ)になっている時のみで、当院の実績ですと、術後2週間で修正を施行する頻度は1%以下です。

腫れがまだ強く残っている時期になりますので、過矯正以外、例えば二重幅など細かな部分の修正に関しては、このタイミングでの修正は絶対にお勧めしません。
修正が必要か否かに関しては、外来にお越しいただいた際に一緒に確認させていただきます。

眼瞼下垂以外の手術を行った場合は、基本的に術後2週間での修正は行いません。
術後の経過に関しては、下記のタイミングで一緒に確認させていただきます。

・術後1~2カ月

時間と共に腫れが落ち着き始めています。術後見づらさや涙、違和感等術後の一時的な症状が出る方もいらっしゃいますが、術後1~2カ月で症状が改善し元に戻る方が多いです。
傷あとの赤みなどは、まだ目立つ時期です。気になる方はカモフラージュ用のメガネ等を使用してください。

・術後3カ月

腫れの影響がかなり落ち着き。それと共に、二重幅などの細かな部分で気になるポイントが出てくる頃です。
しかし、基本的には、まだ傷は落ち着いておらず、修正手術はしない方が良い時期です。修正を希望される場合は、術後の傷がほとんど落ち着く術後6カ月の診察時に本格的なお話をさせていただきます。
傷あとの赤みは、落ち着いてきているもののまだ残っている時期です。

・術後6カ月

基本的には術後6カ月で術後の完成形になります。
皮膚のたるみや二重幅、左右差など細かな部分に関して診察時に一緒にしっかりと確認し、修正が必要かどうか一緒にしっかりとチェックしましょう。

料金表

片眼 両眼
カウンセリング(初診のみ。手術を受けた場合は手術料金から差し引きます。) 16,500円 16,500円
眼瞼下垂手術(挙筋前転or挙筋短縮) 264,000円 440,000円
眼瞼下垂 他院術後の修正手術 330,000円 550,000円
皮膚切除手術(眉下切開含む) 264,000円 440,000円

※料金はすべて税込みです

よくある質問

手術前に準備することはありますか?

当院でのまぶたの手術は、全例顕微鏡を使用し非常に繊細に行います。
そのため、まつげのエクステ、つけまつげ等は手術に支障をきたす恐れがありますので、手術当日までに外してきてください。

手術中は痛いですか?

まぶたは非常に敏感な部分です。
そのため、他と比べると痛みを感じやすい部分になります。
当院では、笑気麻酔やオリジナルで調整した注射の麻酔を使用し、痛みのコントロールに努めています。

術後は腫れますか?

まぶたの皮膚は体の中で一番薄く、腫れやすい部分です。
そのため、他の部分より術後に腫れます。
腫れを抑える方法は「術後48時間以内はとにかく冷やす」ことに尽きますので、この間は、なるべく自宅で安静にし、冷却してください。

48時間以降は患部を冷やさず温めてください。
腫れは術後48時間がピークで、その後少しずつ落ち着いていきます。

早い方は1〜2週間で腫れがかなり落ち着きますが、長引く方は数カ月腫れが続きます。
腫れが落ち着き、まぶたが完成するまで、しっかりと経過観察をさせていただきます。

仕事はいつから再開できますか?

まぶたの皮膚は体の中で一番薄く、腫れやすい部分です。
そして、腫れが強く出ると、左右差など術後のトラブルが起きやすくなります。

術後48時間は安静にして患部を冷やしてください。
この期間は、自宅でのデスクワーク程度なら可能です。

術後48時間以降ではデスクワーク等は可能ですが、かなり腫れている時期です。
見た目が気になる場合は、色付きの眼鏡などを使用してください。
身体を動かす仕事の場合は、抜糸後の作業をお勧めしております。

その中でも、重いものを持つなど負荷の高い作業をされる場合は、術後約3週間は控えていただくことをお勧めしております。

また、術後1〜2カ月程度メガネの度数が変わり、細かな文字が見づらくなることがありますので、pcでの作業はしづらくなる可能性があります。

運動はいつから再開できますか?

先程も記載しましたが、術後48時間は安静にすることをお勧めしておりますので、運動はなるべく控えてください。

術後48時間以降は腫れのピークは過ぎていますが、術後約1週間での抜糸までは傷がくっついていません。ウォーキング程度の運動に抑えてください。

術後約1週間での抜糸以降は、傷はくっついているもののまだ傷が固まっていません。ランニングや腕立て伏せなどの自重トレーニングであれば、徐々に再開していただいても良い時期です。ただし、スポーツジム等でのハードワークは控えてください。

全速力でのダッシュや高重量を扱う筋力トレーニングは、傷が完全にくっつく術後約3週間以降で再開してください。

術後は自然な見た目になりますか?

手術を希望される患者様のほとんどからこの質問をいただきますが、この質問に関する私の答えは、yesでもありnoでもあります。

まぶたのたるみに対して手術を行っても元々の骨格を変えられるわけでないため、ご希望通りの見た目にならないこともあります。

また、「自然」という表現は、客観的ではなく主観的なものです。患者様にとっては「自然」でも、私にとっては「不自然」なこともあります。

これらのことを踏まえ、なるべく患者様の要望と「手術でできること」を術前カウンセリングでしっかりすり合わせていきます。同じ方向を向いて一緒に手術に臨みましょう。

院長 勝村宇博

記事監修:院長 勝村宇博

当院は、私の専門分野であるまぶた(目もと)の手術や涙(ドライアイ、涙道閉塞)の治療を専門としたクリニックです。
様々な学会に所属し、機能面と審美面両面とも妥協せずに治療を行っております。
また、レーザー治療など新しい治療も取り入れておりますので、審美面も含めお気軽にご相談ください。

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