手術で入院が必要になると社会復帰が遅れる場合がありますし、入院の準備などご本人やご家族の負担が増えてしまいます。
当院では全ての症例において日帰り手術を採用し、最短での社会復帰を実現しております。
日帰り手術
日帰り手術
手術で入院が必要になると社会復帰が遅れる場合がありますし、入院の準備などご本人やご家族の負担が増えてしまいます。
当院では全ての症例において日帰り手術を採用し、最短での社会復帰を実現しております。
当院では、瞼(まぶた)や涙道の手術に関して、99.9%の症例で日帰り手術が可能です。
通常の手術だけでなく、他院で難しいと言われた難易度が高い手術や修正手術へも対応しております(他院で手術を受けたが、修正を希望など)。
また、術後の痛みを最小限とする対策を講じておりますので、安心して日帰り手術を受けていただけます。
当院では早期の社会復帰を実現するため、手術時の麻酔や設備、術後フォローなど様々な面から日帰り手術をサポートしております。
当院では、「まぶたの手術」や「ドライアイ」、「涙の治療」を専門に扱うクリニックです。
まぶたや涙(涙道)の手術に関しては99.9%以上の症例で日帰り手術が可能です。
※通常の手術だけでなく、他院で難しいと言われた難易度がやや高い上記の手術に関しても当院では日帰り手術が可能です。
まず初めにどんなところが困っているのか、見た目に気になるのかお伝えください。
診察の際、必ずリングライト付きの一眼レフカメラでお顔を撮影します。これは、TPOにより変わる人間の顔を客観的に評価するためです。
併せて細隙灯顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)で眼球の診察も行います。これは、ドライアイや眼球の傷、白内障など眼球の疾患の有無、そして術前後での変化を確認するためです。
また、同日に、手術してよいかどうか全身状態を精査するための採血検査を行う場合もあります。
例えば、上の方が見づらいという自覚症状の原因が、眼瞼下垂ではなく実は緑内障だった…という患者様も中にはいらっしゃいます。また、今まで検診で病気の指摘をされなかったものの、術前検査で眼球の病気が発見される場合もあります。
診察上疑わしい患者様には手術までに視野検査や網膜の断層検査を受けていただき、眼球の疾患の有無をしっかりと確認いたします。
術直前に来院いただき術前後の注意点の説明やシュミレーションをおこないます。
手術約30分前に当院へお越しいただき、手術の準備を行っていきます。
来院後は半個室のリクライニングチェアで以下の項目など、手術の準備をしていただきます。
手術室の真ん中に椅子がありますので、そちらにおかけください。
まずは顔を消毒します。これは、術後感染が起きないようにするためです。
消毒液はいくつかありますが、当院では、無色透明でデザインの邪魔をせず、しかも眼球にやさしい消毒液を使用しております。
消毒をした後は、手術部位まわりを清潔エリアにしなくてはなりません。顔の形に穴を開けた清潔なシートを顔にかぶせます。
シートがずれないように、清潔なテープでしっかりと止めます。
特にまぶたの手術は、切開する部分を1mm単位で調整する必要があります。
手術は「デザイン半分、手術半分」というくらいデザインが大事です。
当院では10分ほどかけ、1mm単位での細かいデザインにこだわっています。
仰向けになっていただいて、麻酔を始めていきます。
まずは笑気ガス(吸入麻酔)を使用します。
笑気ガスは、注射麻酔時の痛みの軽減や手術に対する不安の軽減という効果があります。
また、それでも不安感が強い患者様には、点滴も使用してより効果的に不安を軽減していただく事も可能です。
痛みや不安感がなくなってきたところで注射麻酔を使用し、注射麻酔がしっかりと効いたら手術開始です。
基本的には仰向けになっていただいているだけなのですが、手術中に万が一痛みが出た場合は(手術中も会話はできますので)お申し出ください。
痛みへの対策は十分行っておりますが、患者様によっては麻酔が効きづらい場合があり、痛みを感じてしまう場合があります。
そのような場合に痛みを我慢してしまう患者様がいらっしゃいますが、痛みを我慢してくださっても体の交感神経はしっかりと反応しますので、血圧が上がって出血しやすくなります。
つまり、患者様側は「痛い」、術者側は「出血が多く手術がしづらい」というお互いにとってメリットがない状態になります。
ですから、痛みがある場合は(手術中でも会話はできますので)お申し出ください。
麻酔を追加して痛みを解消できるようにいたします。
手術が終わった後はしばらく半個室のリクライニングチェアでお休みいただき、患部をクーリングします。
血圧など全身状態が良好であることを確認してからご帰宅いただきますが、当日は帰宅後もクーリングに専念してください。
術式や患者様により異なりますので、それぞれの項を参照してください。
入院や退院などの手間がなく、早期の社会復帰が可能です。
術後の注意点をしっかりとお伝えいたしますので、術後のケアをしっかりとしながらご自宅でリラックスして過ごすことができます。
大きな持病を抱えながら手術を受けていただく場合は、総合病院での入院加療をお勧めする場合があります。
当院では、3,000件近い勝村院長の今までの経験を基に様々な改良を加えて全例での日帰り手術を実現しております。術後のサポート体制も万全です。
当院の手術は、院長である勝村院長がすべて行います。
勝村院長は、まぶたや涙の治療を専門とする全国でも数少ない医師です。
また、眼科専門医を取得した後に様々な学会に所属して審美面の経験もしっかりと積んでおり、機能面と審美面を両立させて手術を執刀しております。
性能が低い機器を使用していては、どんなに高い技術を持っていてもベストな結果を出すことができません。
当院では、炭酸ガスレーザーと高周波メスという2種類の高度医療機器を駆使しております。
事実、術翌日の出血 0.002%(2013年~2021年)に抑えることに成功しておりますし、手術のクオリティを維持しつつ、手術時間を短縮することに成功しておりますので、体への負担を減らしております。
入院して手術を行う他の理由は「術後に痛みが出ることがあるため」です。
当院では、
上記4点をすることで術後の痛みを0.1%に抑えることを可能にしていますので、安心して日帰りでの手術を受けていただけます。
術前はだれでも緊張するものですし、手術という「非日常」を経験するため術後はしばらく休憩したい方もいらっしゃると思います。
当院は、術前後にお休みいただける半個室のリクライニングチェアを 3つ用意しておりますので、気持ちに余裕をもって手術を受けることができます。
リスクを最小限にする技術や工夫を実践しておりますが、それでも「どうしても手術後のことに不安がある」という方も多いと思います。
当院では、術前後や診療時間外のサポート体制も整えております。
当院では、患者さんが早期に社会復帰できるよう、全例で日帰り手術を行っています。
まぶたの手術はもちろんのこと、通常は数日入院することもある涙道疾患でも日帰りで安全に手術を行っております。
とは言いましても日帰り手術をお勧めできる方、お勧めできない方がいらっしゃいます。
大きな持病がない方、中学2年生以上は日帰り手術をお勧めできます。
また、大きな持病をお持ちの方でも、早期の社会復帰の観点からなるべく日帰りで手術ができるよう、かかりつけ医と密に連携いたします。
小児の手術も多数執刀しておりますが、経験上、中学2年生以上であれば内的に成熟していることが多く、日帰り、局所麻酔下での手術は問題ないことがほとんどです。また、歯医者でも使用する笑気麻酔(吸入麻酔)も使用いたしますので、さらに安心して手術を受けていただくことができます。
手術を行った患者様の99.9%以上は、日帰り手術で対応しております。
ワーファリンを内服している方、大きな持病をお持ちの方、中学1年生までは日帰り手術をお勧めできない事があります。
例えば、ワーファリンは血を固まらせない作用が非常に強い薬であるため、内服を継続して手術を受ける場合は入院してしっかりと全身管理をしてもらうことをお勧めいたします。
また、心臓やおなかの血管に手術が必要な程の持病を持っている方や肝臓や腎臓が悪く血小板数が極端に低い方、免疫系の疾患をお持ちの方などいわゆる「全身状態が悪い方」は入院して全身管理をした上で手術を受けた方が良いこともあります。
そして、中学校1年生以下の場合は内的に成熟途中であることが多く、手術という非日常に耐えられない事もあります。手術は、一度開始すると途中でやめるのは非常に困難です。
中学校1年生以下で局所麻酔下での手術をご希望される場合は、当院では笑気麻酔(吸入麻酔)を必ず併用いたします。
上記の患者様でも日帰り手術が可能な方も、もちろんいらっしゃいますので、一度ご相談ください。
手術は入院して受けるものだ、という認識の方が多いかもしれません。
実際に日本では、総合病院で手術を受ける場合は未だに入院をすることが多いのが現状です。
しかし、本来は「医療スタッフがケアする必要がある」場合に入院をするので、体に問題がないことが多い眼科の手術に関しては実際には入院が必要ないことがほとんどです。
実際に私が留学したUIC(University of Illinois at Chicago)では、眼科の手術はすべて日帰りで行われていました。
私も入院設備のないクリニックで約5年間手術に向き合い続けその間に 3000件近く執刀してきましたが、入院が必要だという理由で他の病院に紹介したことはほとんどありません。
また術後に不安がある場合でも、当院では術後いつでもサポートできる体制を整えておりますので安心して日帰りでの手術を受けていただけます。
手術を安全に受けていただくためにご協力いただいております。以下の事項を確認して頂き、当日は気を付けてお越しください。
・食事は2時間前までに済ませてください
・お水は1時間前まで可能です
・麻酔薬、アルコール消毒でアレルギー症状が過去に出たことがないか
ご確認ください
・そのほかアレルギーをお持ちの際は申告ください
・電気を使用する手術器具を使用するため、金属類は外して来院ください
例)ピアス、ネックレス、時計、入れ歯、差し歯、ヘアピンなど
※ ペースメーカーなどお体に金属が入っている場合は
医師に報告ください。
・お化粧は当日はせずにお越しください
・ネイルは落としてください
・どちらも手術前までに外してください
・手術は麻酔薬を使用するため、お車での来院は控えて頂き、
公共交通機関をお使いください
・まぶたの手術を受ける方は、保冷剤をご持参ください