逆さまつげはどんな病気・逆さまつげの特徴とは?
逆さまつげとは、「本来前を向いているはずのまつ毛が、上を向いて眼球に接している状態」のことです。
逆さまつげは正式には「睫毛内反症」といい、ひどい場合はまつげが目に当たり傷がつきます。
異物が眼球に入らないよう、まつ毛は眼球を守っています。
そして、視界を邪魔しないように、まつ毛は通常前を向いています。
しかし、先天的にまつ毛が前を向かず眼球に近づいている場合があり、ひどい場合はまつ毛が眼球と接しています。そうすると、まばたきをするたびにまつ毛が眼球とこすれ、目のゴロゴロ感や痛みを感じるようになります。
これを「睫毛内反症」といいます。いわば「若い方の逆さまつげ」です。
睫毛内反は上まぶたにも下まぶたにも起きうる病気で、上まぶたの睫毛内反を「上睫毛内反症」、下まぶたの睫毛内反を「下睫毛内反症」といいます。