クリニック公式動画
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まぶたが下がり、重く感じる「眼瞼下垂」。
基本的には手術で治療しますが、最近、「切らない眼瞼下垂手術」が盛んに宣伝されています。
宣伝の特徴は、「手術時間が短い」「痛くない」「腫れない」「再発しづらい」。
本当でしょうか?
今回は「切らない眼瞼下垂手術」の特徴についてお話ししました。
まぶたの手術は、機能と見た目の融合が必要になります。 両方をしっかりと把握した医師の下で手術を受けることを強くお勧めいたします。
60秒でわかる「切らない眼瞼下垂手術」。今回は、「切らない眼瞼下垂手術」の特徴についてお話しします。
まずはメリットですが、手術時間が短いことが挙げられます。
次に、デメリットについてお話します。
「裏側法」のデメリットですが、二重を作成することができないため、皮膚のたるみを改善させることはできません。
また、手術した部位に凹凸ができるため、術後にコンタクトレンズがずれることがあります。
また、「つり上げ法」「縫合法」のデメリットです。
挙筋腱膜前転術や挙筋短縮術などの当院で採用している術式が、筋肉を周囲の組織からしっかりとはがし、筋肉を短縮して瞼板に縫い付けるために筋肉と周囲の癒着範囲が広く再発しづらいのに比べて、「つり上げ法」や「縫合法」は筋肉と周囲の癒着はほとんど無く、糸の力のみでまぶたを上げますが、糸の力は数か月で消失するため、理論的に考えて長期的には再発します。
つまり、「切らない眼瞼下垂手術」は「重瞼(二重)術 埋没法」と同様であるといえます。
以上の理由から、当院では「切らない眼瞼下垂手術」を採用しておりません。
あなたにとって、最良の治療法をご提案します。
ご視聴ありがとうございました。手術動画はチャンネル内にございますので、ご興味がありましたらご覧ください。
院長 勝村宇博