クリニック公式動画
クリニック公式動画
眼瞼下垂手術を受ける患者様に必ずお伝えしている「術前後の6つのポイント」説明動画です。 患者様の年齢や状況により、お伝えする内容が若干異なる場合がございますので、手術を検討されている方は一度是非ご相談ください。
眼瞼下垂手術では、たるんだ瞼(まぶた)の筋肉をしっかりとあげ、たるんだ皮膚がかぶってこないよう、二重をしっかりとつくります。
顔は血流が豊富で感染に強いうえに、データ上も消毒液を使用するより、水道水で洗い流す方が傷をきれいに保てるというのがわかっていますので、手術翌日からは通常通り泡立てて、優しく洗顔していただくほうが、傷のためにも良いとされています。
瞼の皮膚は体のなかで一番薄く、術後は傷を治そうと、様々な変化が起きるため、術後2日間は最も腫れる時期になります。その間は幹部をしっかり冷やし、腫れないように努めてください。また、この間に「激しい運動」や「湯船に入る」など、体を温めることをすると、腫れが悪化しますので控えてください。
術後の腫れは1週間で7割、2週間で9割ほど回復します。残りの1割は、2か月かけて徐々に落ち着いていきます。
手術中は左右差が無いようにしっかり調整しますが、人間は瞬きを1日約2万回も行っており、瞬きをしているうちに、10人に1人くらいの割合で左右差がでてくることがあります。
左右差が気にならなければ、調整する必要はありませんが、気になる場合は術後2週間以内に微調整をしたほうが良好な結果が得られます。
2週間以内に行う理由としては、縫い合わせた部分が癒着(ゆちゃく)していないため、非常に調整しやすく、綺麗な結果が出やすいためです。
手術の傷がつくには3週間必要です。手術では針と糸で切った部分を縫い合わせて形を作りますが、傷がつく前に瞼を強くこすると、縫い合わせた糸が緩み、瞼の左右差がでる場合があります。
そのため、コンタクトレンズの装着やアイライン・アイシャドウなど、目元のメイクにかんしては傷がつく3週間後から行ってください。
手術の傷は術後3か月で一度硬くなり、その後約3か月かけて柔らかくなっていきます。当院では術後のアフターケアにも力を入れており、傷が落ち着くまで責任をもって診療いたします。
いかがでしたでしょうか。
今回は眼瞼下垂の手術を受ける方に必ずお伝えする手術、手術前後の6つのポイントについてお話いたしました。
患者様の年齢や状況により、お伝えする内容が若干ことなることがございますので、手術を検討されている方は、一度ぜひご相談ください。
院長 勝村宇博