クリニック公式動画
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40代から始まり、70代の3人に1人がかかっているとされる「眼瞼下垂」。
今回は眼瞼下垂とは?について説明します。
今回は、「眼瞼下垂とは?」についてお話しします。
まぶたを上げる筋肉である挙筋腱膜やミュラー筋がゴム紐のように徐々に緩み、まぶたが下がった状態を眼瞼下垂といいます。使うほど弛んでいくのは、マスクのゴムひもに似ています。
眼瞼下垂がない場合、まぶたがしっかりと開いて茶目が完全に露出しますので、広い視野を得ることができます。
眼瞼下垂の初期では、まぶたが下がり、二重幅が広がります。
中期ではまぶたが黒目にかかるようになり、二重幅がさらに広がります。そして、下がった瞼をしっかりと上げるためにおでこに力を入れるので、おでこにはシワが寄ります。また、おでこの筋肉に引っ張られて眉毛があがります。
後期になると、黒目はまぶたで半分以上隠れるようになります。
黒目の中心から上まぶたの距離の目安ですが、正常の場合は約4㎜、初期の場合は2~4mm、中期の場合は2mm以下になります。
次回は「眼瞼下垂の治療方法」についてお話しします。
院長 勝村宇博