クリニック公式動画
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まぶたが下がり、重く感じる「眼瞼下垂」。
基本的には手術で治療しますが、最近、「切らない眼瞼下垂手術」が盛んに宣伝されています。
宣伝の特徴は、「手術時間が短い」「痛くない」「腫れない」「再発しづらい」。
本当でしょうか?
今回は「切らない眼瞼下垂手術」の概要についてお話ししました。
まぶたの手術は、機能と見た目の融合が必要になります。
両方をしっかりと把握した医師の下で手術を受けることを強くお勧めいたします。
60秒でわかる「切らない眼瞼下垂手術」。今回は、大まかな説明と手術法のバリエーションについてお話しします。
眼瞼下垂の治療方法は、手術が基本になります。
眼瞼下垂はまぶたを上げる筋肉が緩んでいるため、筋肉を縫い縮めて筋肉のハリを取り戻すのが手術の大きな目的になります。
眼瞼下垂の手術ですが、手術方法は一つではありません。
皮膚を切る方法は、大きく分けるとミュラー筋タッキング、挙筋腱膜前転術、そして挙筋短縮術の3つが存在し、縫い縮める筋肉が異なります。
そして、近年出てきた方法が「切らない眼瞼下垂手術」です。今回はこの術式についてお話します。
切らない眼瞼下垂手術は、手術時間が短い、腫れない、痛くない、再発しづらいと宣伝されている事があります。
これは本当でしょうか?
「切らない眼瞼下垂手術」の種類ですが、大きく分けると、裏側法、吊り上げ法、縫合法、の3つが存在します。
裏側法ですが、まぶたの裏側から筋肉を切って縫い縮めます。
吊り上げ法ですが、まぶたの縁から糸を入れ、眉毛の上から出した糸を結ぶ方法です。
糸の力でまぶたを挙上します。
縫合法ですが、まぶたの裏側から糸を入れて筋肉を縫い縮め、糸を皮膚から出して二重を作成します。
この「縫合法」も、糸の力で瞼を挙上します。
次回は、「切らない眼瞼下垂手術」の特徴についてお話しします。
院長 勝村宇博