クリニック公式動画
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おでこのしわや上まぶたのたるみが気になっている方の中には、「眼瞼下垂手術」や「眉下切開」ではなく、「おでこリフト」を行った方が良い方がいらっしゃいます。
「おでこリフトって何?」
そんな方へ向けて、3Dアニメーションも交えた動画を作成いたしました。
私が外来で患者さんにお話しする内容を忠実に再現しています。当院を受診される方もそうでない方も、ぜひ一度ご覧ください。
当院は浦和駅西口徒歩4分のまぶたの手術と涙の治療を専門とした眼科クリニックで保険と自費合わせて年間1800件前後の手術と日々向き合っております。
今回は上まぶたのたるみが気になる方やおでこのしわが気になる方へ向けておでこリフトについてお話しします。
眉毛と黒目の距離は顔の印象に大きな影響を与えます。
例えば眉毛の位置が上がっていると「明るい」「若々しい」といった印象を与えます。
逆に眉毛と黒目の距離が近ければ目力が強くなります。良い意味で言えば凛々しいと言うことができます。
しかしそれも度が過ぎるとちょっと怖いという印象を他人に与える場合があります。
さらに眉間にしわが寄っているとなおさら怖い印象を与えてしまうことがあります。
眉毛が下がっている状態を医学的には眉毛下垂と言います。
原因は多くの場合が加齢で紫外線などにより皮膚や皮膚の中の組織が変化して緩みが生じ眉毛下垂が起こります。顔面神経麻痺や重症筋無力症、眼瞼痙攣、顔面痙攣などでも眉毛下垂が生じる場合があります。眉毛が下がっていると眉間にしわが寄りやすくなりますし、上まぶたの皮膚が垂れ下がりたるみが悪化します。
また一方で眉毛下垂になるのを防ぐため無意識に眉毛を上げてる場合もありますが加齢と共に皮膚が薄くなっているために眉毛下垂が結果としておでこのしわの原因になっていることがあります。
おでこのしわが浅い場合眼瞼下垂手術や眉下切開などのまぶたの手術で眉毛を上げる癖が改善されしわが目立たなくなる場合があります。
しかし眉毛下垂がある方はまぶたの手術でさらに眉毛が下がってしまう場合がありますし深いしわはまぶたの手術で改善しないこともあります。
そのため当院では上まぶたのたるみがありかつ眉毛が下がっている方、おでこや眉間のしわが気になる方におでこリフトをお勧めしています。おでこリフトは髪の毛の生際を切開して眉毛の上に位置する皺眉筋、鼻根筋など眉毛を下げる筋肉にアプローチしこれらを数箇所切断した上で余った皮膚を切除し細かく縫い合わせます。
当院では全例顕微鏡を使用して丁寧に手術を行っています。おでこリフトを行うことで「眉毛が引き上がる」「上まぶたのたるみが改善する」「おでこや眉間のしわが浅くなる」といった効果を望めます。
最後におでこリフトの手術前後の3つのポイントについてお話しします。
まずは1つ目です。おでこリフトの所要時間は約180分です。術翌日から洗顔・洗髪・シャワー浴が可能ですが術後48時間は腫れる時期になります。術後48時間はなるべく安静にして患部をしっかりと冷やし腫れないよう努めてください。
次に2つ目です。ウォーキング程度の軽い運動や湯船に浸る・飲酒など血行が良くなる行為は術後3日目以降から可能になります。メイクやデスクワークもこの頃から可能です。ランニング程度の運動は術後1週間、ハードな運動は術後3週間以降にお願いします。そして3つ目です。状態が完全に落ち着く術後約6ヶ月まで1・2ヶ月ごとの受診をお願いいたします。手術で上げた眉毛は数ヶ月かけて少しずつ下がってきますし切開した傷は赤みが落ち着くまで6ヶ月程度必要です。術後傷が落ち着くまで責任を持って診療させていただきます。
いかがでしたでしょうか。
患者様の年齢や状況によりお伝えする内容が若干異なる場合がございますのでご不明点がございましたらお気軽にご相談ください。
院長 勝村宇博