開院1年 患者満足度調査
まぶたの手術と涙の治…
院長コラム
目次
まぶたの手術と涙の治療を専門とした「かつむらアイプラストクリニック」。
開院2年目の手術件数は、年間1778件でした。
その中で、まぶたの手術は約1600件です。
当院は私一人で全て執刀しておりますので、医師一人の執刀件数としては非常に多いと思います。
執刀件数の多さ、患者様からの紹介、様々な学会に所属し機能面と審美面両面からアプローチしている等、様々な理由から、当院での二重整形を希望され、全国から来院されます。
そして、患者様とお話しする中で、以下の声を頻繁に耳にします。
「二重整形をしたいんだけど、たくさんありすぎてどのクリニックを選べばよいのかわからない」
機能的には、二重が優れており手術のメリットは多いと思いますが、クリニックの数が多すぎて、選ぶ基準が分からないようです。
それならば…と、この記事を作成いたしました。
眼科的、形成的。美容的、全ての視点からアプローチしている私から、おすすめのクリニックの選び方を皆さんにご紹介いたします。
「当院の○○式重瞼術は、腫れない、バレない!」という文言をうたい、重瞼術埋没法を勧めるクリニックは数多くあります。
しかし、大前提の考え方として、「手術時の傷の癒着」が多いほど術後の二重は長持ちします。逆に言うと癒着が少ない手術は後戻りしやすいのです。
そして、その癒着が少ない、後戻りしやすい手術が「埋没法」です。
また、埋没法の糸はしばらくすると眼球に直接当たり、傷がつく場合があります。
これらの理由より、埋没法のメリットは一つもないと私は考えております。
反対に、いわゆる「切開法」は、埋没法とは比較にならないほど形が長持ちしますし、眼球を傷つけることもほとんどありません。
「埋没法」をお勧めする医師より「切開法」をお勧めする医師の手術を受けることをお勧めします。
当院では、手術に顕微鏡を全例使用し、切開法での術後の腫れを最小限に抑えるようにしております。
「眼瞼下垂の手術件数??」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
実は、眼瞼下垂の手術は様々な技術を組み合わせて成り立っており、簡単に言うと、「眼瞼下垂手術=眼瞼下垂を治す+二重を作成する手術」になります。
つまり、眼瞼下垂の手術を行うたびに、術者の二重を作成する技術は向上します。
また、保険診療でも、医師の情熱(探求心)さえあれば眼瞼下垂手術で繊細なデザインの二重を作成できます(機能的な異常がないと保険は適用されません。念のため。)。
反対に、使っている技術レベルの差が大きいため、重瞼術埋没法を数多く執刀しても切開法の技術が向上することは非常に難しいと思います。
手術の技術は、医師の「才能×経験×探求心」により向上します。
上記の理由により、重瞼術の手術は、埋没法よりも「切開法」や切開での「眼瞼下垂手術」を数多く執刀している医師を選んだ方が良いでしょう。
当院は、年間1300件の眼瞼下垂を執刀している私が全て執刀しております。
補足:いわゆる「切らない眼瞼下垂」は、「埋没法」の延長の技術で「埋没法」のデメリットを同じく有していますので、上記の説明には全く当てはまりません。
まぶたは眼球と接しているため、術後眼球にトラブルが生じることがあります。そのため、機能面を考えて手術をするためには、眼科的な診察は必須であると考えています。
また、当たり前ですが、二重幅、二重の形、まつげの上がり具合など、二重手術は審美的に非常に繊細な手術です。
これらの機能面と審美面の両面からしっかりアプローチできる医師に頼んだ方が良いでしょう。
当院では、様々な学会に所属し機能面と審美面の両面からアプローチしてまぶたの手術を専門にしている院長が、全ての手術を執刀しております。
有名人やトップアスリートが手術を受けると、手術直後に「手術は成功しました」というニュースが出ます。
しかし、これは正しい表現ではありません。
なぜなら、手術した部位の状態が完全に落ち着くまでに、術後6カ月~1年くらいかかるからです。
術後6カ月~1年は体に微妙な変化が生じているため、慎重に経過を診ていかなければなりません。
手術直後は、本当は「手術中に大きなトラブルは生じませんでした」と言うくらいしかできません。
術後6カ月~1年経過し、狙った通りの手術結果になって初めて「手術は成功しました」と言うことができるのです。
つまり、頻度は低いものの、狙った通りの結果にならず「再手術」が必要になることもありますので、手術と同じくらい「術後の診察」は大事になります。
最低術後6カ月は定期検査を受けることをお勧めしますし、術後1カ月くらいで「次回は来れるときに来てください」というスタンスのクリニックよりは、定期検査を指示するクリニックで手術を受けることをお勧めします。
当院では、術後約6カ月~1年は定期診察をお願いしておりますし、自費であれば初回術後1年以内の再手術はお代をいただいておりません。可能な限り完成形の仕上がりをベストなものにするよう、最善を尽くしています。
いかがでしたでしょうか?
埋没法でなければ、二重手術は一生に何度も受けるものではありません。
この記事が、見ている方のクリニック選びの参考になれば幸いです。
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院長 勝村宇博
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