当院で可能な審美に関する施術について
当院で可能な審美に関する施術について
一重の場合はまぶたを上げる筋肉から出ている枝(穿通枝(せんつうし))がなく、黒目の一部が皮膚やまつ毛で隠れています。
二重にするとまぶたの皮膚がせき止められまつ毛が前を向くため黒目がしっかりと露出し広い視野を維持することができます。
つまり、重瞼(じゅうけん)二重術は機能面も改善させる手術であり、二重になるデメリットはありません。
しかし、埋没法手術を受けた場合は眼球に傷がついたり二重が取れたりする場合もありデメリットとなります。そのため、当院では切開法を強くお勧めしております。
何度も書いておりますが、埋没法は眼球に傷がついたり二重が取れたりする場合もあり安全性においてデメリットが多いため、当院では切開法を基本術式としております。当院では顕微鏡を使用して全ての手術を繊細に行っておりますので、より安全な手術を可能にしております。
当院でのまぶたの手術の流れですが、こちらになります。
当院ではまぶたのたるみやくすみに効果を発揮するFOTONA社のSP Dynamis PROを導入しております。SP Dynamis PROは、世界の医療用レーザーメーカーの中でも最も歴史の長いFOTONA社の2波長レーザー最上位機種で、組織を焼くこと無くレーザーのエネルギーを深く入れられる特徴を有しており、皮膚表面と粘膜の両方からアプローチしてまぶたも含めたたるみ治療を行います。また、ドライアイへの効果も学会で報告されており、ドライアイの改善効果も見込めます。
日本国内の眼科クリニックでは当院が最初に導入します。
SP Dynamis PROは2波長6種類のパルス設定を搭載している機器で、以下4種類のレーザー照射を行います。
ほうれい線、マリオネットラインの即時改善を狙った頬の粘膜への照射。
皮膚内のメラニン顆粒を除去し透明感のある肌を目指す治療。
皮膚深部の基底層へ熱エネルギーを与え、肌の再生を狙う。
皮膚表面の古い角質除去するレーザーピーリング。
そして、組み合わせるモードの数により1D(1種類のみ施術)から4D(4種類全ての施術)までのメニューがあり、一般的なフォトフェイシャルやレーザーフェイシャルと比較すると3回分くらいの効果が1度で体感できると言われ、患者様の満足度は非常に高い治療となっております。また、当院独自のメニューとして、ドライアイ治療や下眼瞼のたるみの改善も加えた「4D+1」も可能です。
フォトナ4Dはその場で実感できる引き締め、タイトニング効果に加え、レーザーフェイシャルでの美白効果、深部までレーザーエネルギーを進達させ、組織の再生を促す効果、ケミカルピーリングのような角質除去の効果、これらすべてを一連の流れで施術するので、レーザー、IPL装置複数台分の効果が実感できるのがメリットになります。
4Dには一連の施術に60分くらいかかることと、治療金額が高額になってしまうデメリットもありますが、当院では1Dからでも施術可能です。まずはお気軽にご相談ください。
SP Dynamis PROは、ヨーロッパのスロベニアに本社を構えるFOTONA社で製造されています。創業55年で、医療用レーザーのメーカーとしてはもっとも老舗の企業で、さらに当院のレーザーに関するスタッフはFOTONA社認定トレーナーの研修を受けており高いレベルの治療を行っています。
また、この機器は皮膚面に対する施術後のダウンタイムは無く、わずかな赤みが出た場合も数時間で消失します。まぶたの裏から照射してクマ治療を行う場合も専用のコンタクトレンズを使用して眼球を完全に保護いたしますが、施術後目やにが出ることもあり、眼科的な診察が必要という「医療者側のハードル」がありました。当院では、日本国内の眼科として初導入いたしますので、眼科的な診察、診断、治療もしながら安全にまぶたのたるみ、クマへアプローチしております。
フォトナ4Dは予約制で、以下の流れになります。
完全予約制のカウンセリング。施術を希望される場合は施術日を予約していただきます。
来院後、パウダールームでお化粧を落としていただきます。
実際の施術になります。スムースリフト→Frac3→piano→ミラーピールの順に行います。合計約50分の施術になります。施術後お化粧をしてお帰りいただくことが可能ですが、刺激が強いものは避けてください。
次回施術日を予約してお帰りください。3回以上の施術でより高い効果が発揮されるといわれています。
まぶたがたるんだ状態を医学的には「眼瞼皮膚弛緩症(がんけんひふしかんしょう)」と呼びます。
外見が崩れるだけでなく、たるんだまぶたの皮膚がまつ毛にかぶさることでまぶたの重みを感じたり上方の視野が狭くなったりすることもあります。
手術は初回手術が非常に重要です。
2回目以降になると、それまでの手術の影響で手術した場所が瘢痕(はんこん)化して硬くなっていますので、手術が難しくなり結果も出づらくなります。
ですから初めて手術を受ける時はしっかりと執刀医師を選ぶことが重要で、きちんとした医師であれば良い結果も出ますし安全性も非常に高いといえます。
また、初回の手術で万が一満足できなかった場合は、2回目以降の手術である「修正手術」に精通した医師を探すことが非常に重要になります。
当院でのまぶたの手術の流れですが、こちらになります。
異物を体内に入れることになります。体に非常になじむ素材で、1年くらいで自然に体内に吸収され無くなるものであれば問題になることはほとんどありません。しかし、最近は長期間体内に残存するものも出てきており、長期的な安全性が実証されるのを待っている段階です。
ヒアルロン酸とは違い自分の体の一部(自家組織(じかそしき)といいます)であるため問題はありません。ダウンタイムは手術よりも短いですが、術後に移植した脂肪が減ります。どれくらい減るかは患者さんによりますので、術後の予測が難しいというデメリットもあります。
手術はまぶたの裏から切開して傷あとが残らない「経結膜(けいけつまく)」とまぶたの皮膚を切開する「経皮(けいひ)」があります。
「経結膜」は皮膚を切らないため皮膚のたるみは取れませんが、傷あとは残りません。一方「経皮」は皮膚を切るために皮膚のたるみまで取ることができます。きれいに縫合しますので傷あとが気になることはほとんどありません。
当院でのまぶたの手術の流れですが、こちらになります。
表情を動かす時に一時的に表れる表情じわ(笑ったときにできる目尻のしわ、眉をひそめた時にできる眉間のしわなど)を目立たなくさせることを目的とした治療です。
当院では、イノトックス®という商品を用いて施術を行います。形状が従来品の粉末タイプではなく、液状であるため濃度にバラつきが生じることなく安定した効果が見込めます。
ボツリヌス毒素注射の打ち方、打つ場所は様々です。
しかし当院では、効果が高い部分への施術、具体的には前額部や眉間、目尻、エラの注射を特にお勧めしております。
ボツリヌス毒素注射による施術は40歳以下の早い段階から施術を受けることをお勧めしています。それは、顔の動きによる表情ジワが繰り返されることにより部分的にコラーゲンが減少して安静時にもシワが刻まれるようになりますが、ボツリヌス毒素注射は筋肉の動きを止めておくことができるため早い段階から施術を受けることで安静時にもできる深いシワの形成を防ぐことができるからです。つまり、ボツリヌス毒素注射には短期的だけでなく長期的なシワ予防効果があります。
デメリットとしては、質の悪いボツリヌス毒素注射を繰り返し受けると体に抗体が産生されて徐々に効果が薄くなる場合があります。当院で使用しているイノトックス®は抗体が作られにくいとされており、デメリットが出にくくなっております。
ボツリヌス毒素注射によるリスクは特に効果が高い部分で起きやすく、おでこへの施術で以下のものが挙げられます。
当院は「目もとの専門クリニック」であり、これらのリスクに対しても機能面も含めた対応が可能です。
ボツリヌス毒素注射は、顔の表情を作る筋肉の動きを一時的に止めてシワを抑えます。注射後2~3日後から効果が表れ始め、通常3~6カ月ほど持続します。
顔の動きによる表情ジワが繰り返されることにより部分的にコラーゲンが減少して安静時にもシワが刻まれるようになります。ボツリヌス毒素注射は筋肉の動きを止めておくことができるため、早い段階(40歳以下)から施術を受けておくことで安静時にもできる深いシワの形成を防ぐことができます。
医師によるカウンセリングで、患者様の症状を診察します。
治療プランを提案し、施術の流れからアフターケアまで丁寧に説明します。
気になる悩みに対応しながら、丁寧にボツリヌス注射を行います。
そのまま日帰りでお帰りいただけます。当日メイクも可能です。施術の効果は2~3日後に出はじめ1週間後にピーク、その後3~6カ月くらい持続します。施術の効果が薄いと感じられた場合は、1カ月以内であれば無料で追加投与が可能な場合があります。
皮膚のしわや溝の下に細い針や先端が丸いカニューレでヒアルロン酸を注入し、皮膚に膨らみを持たせてしわや溝の改善を得る治療です。痛みもわずかでダウンタイムもほとんどありません。
ヒアルロン酸注入により、以下の改善効果が見込めます。
効果が出やすい場合と出にくい場合がありますので、一度ご相談ください。
ヒアルロン酸注入のメリットは、「加齢でボリュームが減少した部分を埋める」という解剖学的に正しいことを、ダウンタイムなしでできる点にあります。異物ですが、体との親和性が非常に良いために拒否反応が出づらいこともメリットです。
しかし、体との親和性が良いがゆえに1年くらいで体内に吸収されてしまうというデメリットもあります。最近は3年くらい持続するものも出ていますが、感染のリスクは上昇しますので、当院ではお勧めしておりません。
医師によるカウンセリングで、患者様の症状を診察します。
治療プランを提案し、施術の流れからアフターケアまで丁寧に説明します。
気になる悩みに対応しながら、丁寧にヒアルロン酸注入を行います。
そのまま日帰りでお帰りいただけます。当日メイクも可能です。施術の効果はすぐ出ます。その後は6~12カ月くらい持続します。
加齢とともに真皮のコラーゲンが少なくなり皮膚も弾力がなくなるため、額には徐々にシワが刻まれていきます。また、筋肉の張力が加齢とともに落ちて眉毛の位置が下がる場合があります。これらに対し、おでこの髪の生え際を切開して余計な筋肉を処理、余った皮膚を切除して顕微鏡で丁寧に縫い合わせることで、おでこのシワを改善させつつ眉毛を本来の位置に戻します。
おでこのリフトは、眉毛の位置が下がっている方にお勧めする手術です。
内視鏡でおでこのリフトを行う施設もありますが、糸のリフトと同じで、引き寄せたおでこのたるみを処理できません。当院では顕微鏡を使用して繊細な手術を行い、切開した皮膚をキレイに縫い合わせることで美しい仕上がりを目指しています。
おでこのリフトはおでこのシワを改善させるだけでなく、加齢とともに下がった眉毛の位置を上げるメリットがあります。生え際を切開するデメリットはありますが、顕微鏡を使用して繊細に手術を行いますので、傷あとはほとんど分かりません。
術後1日だけ血抜きの管(ドレーン)を入れ、出血が溜まらないようにします。
術後1日だけ血抜きの管を入れる以外は、まぶたの手術と同じです。
術後の戻りがおきる場合があります。術後の戻りとは、切開した部分が創傷治癒の影響でひかえめになることです。
当院でのまぶたの手術の流れですが、こちらになります。
顔が老けて見える原因の一つに、骨が加齢とともに萎縮することが挙げられます。ヒアルロン酸で埋めることもありますが、異物であるため術後感染のリスクはつきまといます。
おなかや太ももの脂肪を吸い出して骨が委縮した部分に注入することで、下まぶたを改善させ若々しいお顔立ちに戻す治療が「脂肪注入」です。
採取した脂肪は、注入後ある程度減少して定着します。減少率を減らすため様々な工夫がなされていますが、当院では合併症が比較的少ない、採取した脂肪をそのまま注入する方法を採用しております。
ヒアルロン酸とは違い、一度生着すると減少しないメリットはあります。また、デメリットとしては、脂肪採取時のわずかな傷が脂肪採取部に残ることや脂肪の生着が安定しない事が挙げられます。
脂肪採取部の内出血や腫れは必発で、筋肉痛のような痛みは約1カ月程度続きます。
術後の感染などのリスクは多くはないものの、脂肪の定着は未だ安定した結果は出ておらず今後の発表が待たれるところです。
おなかの脂肪を細い棒で採取し、それを精製した後に必要な部分に注入します。
おなかは術当日のみ圧迫します。
脂肪を移植した部分は数日の腫れ、内出血で落ち着く事が多いです。
まぶたの中の脂肪(眼窩脂肪)は、内側の脂肪量は変化しませんがそれ以外の脂肪は加齢とともに減少していきます。
もともと眼窩脂肪が多い方は眼窩隔膜のゆるみで眼窩脂肪が前に突出してきますが、もともと眼窩脂肪が少ない方は加齢による減少が目立ち、まぶたがくぼんで老けた印象を与えます。これをSunken Eye(サンケン アイ)といいます。
Sunken Eyeは、緑内障の点眼液も原因になります。
ある種の緑内障の点眼(プロスタグランジン製剤)を継続していた方は
ことで、上まぶたがくぼんで下がる、独特のお顔立ちになります。
この副作用をPAP(Prostaglandin Associated Periorbitopathy)といいます。
当院では、まずはまぶたの高さをしっかりと調整したうえで、鼠径部から真皮が付いた脂肪を採取しまぶたの中に入れて落ちくぼんだまぶたのボリュームを改善させています。
脂肪を採取する鼠径部に1週間ほどテープを貼っていただきます。それ以外に関してはまぶたの手術と同じです。
脂肪を採取する分、合計2時間強の手術になります。術後1週間ほど鼠径部に1週間ほどテープを貼っていただきます。
それ以外に関してはまぶたの手術と同じ流れです。
当院でのまぶたの手術の流れですが、こちらになります。