症状概要

挙筋腱膜(きょきんけんまく)とミュラー筋という2つの筋肉が縮むことでまぶたが開き、眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が縮むことでまぶたが閉じます。

まぶたを開ける筋肉である挙筋腱膜やミュラー筋がうまく働かなくなった時にまぶたが下がり、重くなる病気です。

まぶたを閉じる筋肉である眼輪筋が痙攣して自分の意思とは無関係にまぶたが下がる(閉じる)病気です。

まぶたの皮膚がたるんで上からかぶさることで、挙筋腱膜やミュラー筋は問題がなくてもまぶたが下がっているように見える病気です。

加齢や顔面神経麻痺などが原因で、おでこの筋肉が緩むことで眉毛が下がる病気です。
眉毛が下がることでまぶたも下がり、上方の視野が見づらくなります。

速瞬(そくしゅん)テスト、強瞬(きょうしゅん)テストで陽性の場合は、眼瞼痙攣を疑います。

また、細い針金やアイプチなどでまぶたの皮膚を上にあげてもまぶたの縦幅が不十分な場合は眼瞼下垂、まぶたの縦幅が大きい場合は眼瞼皮膚弛緩症です。

症例写真

手術	眼瞼下垂手術(挙筋短縮術) +眉毛下皮膚切除術(眉下切開)
手術時間	７０分(眼瞼下垂) + ７０分(眉毛下皮膚切除術)
金額	約15,000円(眼瞼下垂) +約13,000円(眉毛下皮膚切除術)　 (保険適用　一割負担時)
リスク・副作用	再発、術後出血、再手術

手術	眼瞼下垂手術(挙筋前転術) (少量脂肪切除も施行しています)
手術時間	約80分
金額	約50,000円(保険適用　3割負担時)
リスク	再発、術後出血、再手術